次の日。
ライちゃんが重い口調でこう話してきた。
〈 ライちゃん:綾美、Iに僕のことを話してくれてありがとう。
Iね、たくさんの嘘をついてる。僕からも謝らせて。
綾美・・・Iね、開き直っちゃった。
何を言っても前のまま。そこから動こうとしなくて・・・。
苦しいのをわかってて、苦しくないふりをして、その選択をしてる。
綾美にあれだけ愛をもらったのに、何ひとつ使おうとしないの。全て捨てたつもりでいて、そんなことできるはずないのに。
頭に、体についた愛は一生かかっても消えないよ。
綾美、本当にごめんね。
なにもできなくて。
でもあと4日。やってみるよ、できる限りのことを。
どうか泣かないで。これもきっと成長する為に必要なんだって思うよ!
ちゃんと頑張るから、もう忘れていいよ。楽になって。
優しいから、綾美は。
ちゃんと自分を守って、お願い。
ちゃんと幸せになる。僕が全力で手伝う。
綾美の為なら何でもするよ! 〉
ライちゃんのこの力強い言葉に、私は我を忘れて大泣きした。
“ 私もこのままでは終われない。 ”
そう思った。
自分の為に、Iの為に、私はIに嫌だったことを全てメールでぶつけた。
しかし、ぶつけておきながらも少なからず矛盾を感じていた。
そして気付いた。
“ たくさんの嘘をつかせていたのは私だったのかもしれない。苦しめた。
その道を選んだのも私とIで。
持ってるIの純粋さに触れれただけで、本当によかった。 ”
そう、そして私はこのときもうひとつの大きなことに気付いたのだった。
私はIと出逢った時から、彼本来が持っている“ 純粋さ ”を知っていたことに・・・。
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