Translate

2012年5月17日木曜日

サプライズ




その夜、宿に戻ってからのこと。
あまちゃんが、


《 綾美、今日撮った写真見てみて! 》


と張り切った様子で言ってくる。
写真を見てみた。

〈 私:??? 〉

あまちゃんがこんなヒントを出してくる。
“ 北風と太陽 ”
そしてGoogle画像検索をさせられる。
そしてこの画像だよ、と言われたものをしばらくじっと眺め考える。


〈 私:!!! 〉


《 雲の神様がきんとんに乗ってふーってしてるの。それで雨雲を吹き飛ばしてそこから太陽が顔を出す形を創造したんだよ。
どうかな?綾美にはなかなか起こっていることを形に残してあげれないから、雲の神様と協力してつくってみたんだ。ささやかだけど、お礼だよ。 》

その時の写真

どうやらあまちゃんは雲の神様と仲が良いらしい。
私は形に残るものができとても嬉しく、色んな人にこの写真を送った。




その後、少し真面目な話をした。


〈 私:今回はすごくよい作業になったと感じるのですが。 〉


《 無事に完了したよ。本当にありがとう。
今はまだ風が吹いているが明日には止むだろう。
音を聞きなさい。
その裏にある静けさを感じなさい。なにかどっしりとしたものを感じないか?
そう、屋久島の森は一体になる、もうほぼなったといえる。
すごい速さでそうなってくれた。おそらく明日には空気が変わっているだろう。
一体感を感じるはず。
山、川、海、風・・・。
すべてのものが手を繋いでいる。そんな感覚になるよ。
理想としていた姿。まさかこんなスピードで実現するとは思っていなかった。これからさらにパワーは増し、浄化する上で重要な役割を果たすであろう。山を感じる者に大きな影響を与えることになるだろう。今聞いている風の音。それが止んだとき、人々の意識も大きく変化する。
土地を想う気持ちが増し、さらに大切にしようとするだろう。
嵐にも負けない強さを。 》

次の日の飛行機が運良くとれたのでやっと帰れることに。

屋久島の自然たちが私に向かって、
「 綾美、必ずまたここにきてね~!ありがとう~! 」
と手を振ってくれているように感じた。


そして、帰路にて。


〈 私:いろいろあったけど、まさか台風で帰れなくなるとは思わなかったよ~。長く滞在する必要があるなら言ってくれたらよかったのに~! 〉


《 でも、もし先に言ってたら綾美今回行ってくれなかったでしょ。 》


〈 私:・・・。 〉


こうして、素晴らしい形で九州、屋久島での開放作業は完了したのであった。
あまちゃんとの絆もこれを機に強まっていくことになる。







0 件のコメント:

コメントを投稿